息子の演劇に感動した

文化祭では、やはり演劇部の公演があり
息子も出たので見に行った。


私はナメていた。息子がいる演劇部、少人数だし。
もっとひねくれたようなのとか、または中二っぽいのとか。
そうしたら、びっくり
直球正攻法の真面目な戦時もの。


渋谷でちゃらい女子高校生が現代から昭和20年にタイムスリップして
昭和20年の渋谷の男の子の家に行ってしまう。
男の子は真面目な学生だが、工場に動員されている。
女子高校生が持ってきた携帯電話は通じないけれど
その素晴らしさに目を見張り
日本は戦争に負けてて数十年後もみんなが普通に暮らせていることに驚き
携帯電話で直接に外国の人たちとしゃべるようになれば
世の中から戦争をなくすことができるんじゃないかと考え
しかし、その晩に渋谷には大きな空襲が来て
女子高校生だけが元の世界に戻ってくる。


それで、その男の子がものすごく良い子なのよ。
ピュアで素直でやさしくてけなげ。
で、その役が息子の役なのよ。
息子、あんたこんな立派な良い男の子になって。
お母さんは、お母さんは、あんたの高校演劇で
こんなマジ泣きすると思わなかったよー。


いや、良い配役もらえるのって良いものですね。
息子、映画作って更にこの演劇の準備していたのか。
そりゃ勉強する時間ないよね。