元旦、娘は兎肉手伝い


年末には大好きな友達と集まって飲み会ができてうれしかった。
それぞれの新しい職場でかなりとんでもない状況があったりするものの
地方の大学の先生になった王子もますますの美青年振りで
ああ、大好きな人たちとの集まりは実に良いものだ。


元旦は毎年恒例の、夫の実家での親族大集合。
夫の兄夫婦には更に孫が増え、今年は親族22人が集合。
パリ短期留学を控えたオシャレ美容師、建設土木系力持ち、マッチョ公務員、
肉体派ピアニスト、温厚青年、自転車旅行中高年、しっかり主婦、
やたら声がでかいおばちゃん、乳幼児など等、いろいろな皆さんが集合。


親族集合に娘が遅れて参加した理由は、うさぎ年イベントの手伝いでした。
娘は大学の友達が「うさぎ年の元旦にパフォーマンスをして映像に残したい」
というのを手伝っていたとのこと。
友達(女子)は、兎肉を購入してシチューを作り
それをバニーガールの服装で、自宅前で通行人に振舞い
娘がその様子を撮影していたらしい。
ウサギさんを食べるな!と特に叱られるようなこともなく
兎肉ですか、美味しいですね、暖かくてうれしい、とか
住宅地でウサギ肉を煮込む謎のバニーガールは、思いのほか喜ばれたらしい。
世の中は「不審者に警戒せよ」とかずいぶん言っているようだが
ここまで、のほほんとした不審者っぷりだと寛容になるのかしら。正月だから?