国芳とかカラマーゾフとか

六本木では森アーツセンターで、歌川国芳展が後期になった。
前期とは大きく展示替えされている。
だもんでまた見に行っちゃったよ。
前期に行ったときに図録も買ったんだけど、それでもまだ後期も見たら
また本当に楽しいんだよ。


そして夕方は娘と待ち合わせて俳優座へ。
カラマーゾフの兄弟」を鑑賞。
もちろんドストエフ好きーな娘からの要望で行った。
原作をぎゅぎゅぎゅっと短く縮めて、うんとわかりやすくした感じ。
観客全員が初めから終わりまでちゃんとわかるような演劇って
なんか超久しぶりだと思う。
スメルジャコフが思ったより猫背だった。
そしてやはり登場人物たち(リーズ以外)は語りまくり。
かなり縮めていたって圧倒的な台詞量で充実。


客層は、教養があって金銭にも余裕がある定年後の円満夫婦が
メインな感じだ。娘の大学の学生たちの就職の難しさなどきくと
この客層がなんかとても遠い地位になっているような微妙な気持ち。