保育士試験

今日と明日は全国一斉に保育試験だ。
科目が多くて多くて、学課試験だけでも二日間かかる。
すべての学課をクリアすると後日、実技試験を受ける。
保育士の資格を取る人は、短大等の保育科を卒業と同時に取得、
という方法が多数派だが、この試験で取ることもできる。
でこれがね、私は去年受験したが、難儀な試験なんだわ。
保育園等で働く保育士が知っておいたほうが良い知識、ていうのと
大分ズレちゃった出題が毎年てんこ盛り。
現役保育士もこの問題をいきなり見たら、ほとんどの人は困惑すると思う。
合格にはこの試験のためのマニアックな受験勉強が必須。
2年前までは都道府県ごとの試験で、変な出題で解答が公表されずに
出題者がいったい何を正解にしたのか謎のままだった地方も多い。
去年は初めての全国共通問題で、スタンダードな出題になるかと期待したら
科目によってはやはり、大学の先生達でさえ解答に困ってしまう珍問題が
多数あった。もう、出題者以外は誰にも出題意図も正解の理由もわからないような。
どうやら今年もマニアックすぎる問題もでているらしい。
マニアックな受験対策も、割り切って短期間盛り上がるのも面白いけれど、
「知っておいた方がよいこと」を出題するのが資格試験を実施する側の礼儀だと思う。
受験する人は意地悪問題に負けずに頑張って欲しい。
去年はネットで知り合った受験仲間と一緒に勉強できたことがとても有意義でした。
こんな難儀な試験を受ける人って、面白い人が多いから出会いが楽しい。