セブンティーン

娘(15才)は月刊誌セブンティーンを毎月買いたいらしい。
しかし小遣い節約のため、なんとか親に買わせたいらしい。
夫は時々夕飯後にコンビニに行くので、娘は
「あ、お父さん。ついでに私にセブンティーン買ってきて」と言う。
そしてそのつど「そんなもの買っていたら、あんたの父親は変質者と思われるでしょう。」
と私や夫の叱責を受け聞き流す。
娘(15才)が今月のセブンティーンから得た情報。


  1.「透明はらまきクリーム」が欲しい。
   おなかに塗るんですって。生姜エキスが入っていて、塗った部位が
   ポカポカ暖かくなるから、冬場のヘソ出し服でも快適。

  2.「小顔になるためのエクササイズ」として、大きな口でゆっくり
   ポ・リ・バ・ケ・ツ・と何度も言ってみる。

  3.「髪に酢と卵白」をつけると美しい髪になるので、やりたい。

もう私は若いもんが大真面目に考えているこんな事柄には付いて行かれん。
娘はマジで「ポ・リ・バ・ケ・ツ」を発声練習中だ。
このペースでいくと娘は「タメになるから」なんて言って
伊藤家の食卓と、あるある大事典を毎週見てうなづいている女になるに
違いない。みのもんたを見てスーパーに寒天を買いに走る人にもなれそう。