五寸釘のナイフ

毎年夏に参加している、地域の大変健全な青少年団代の行事。
毎年4日間で小中学生と一緒に、高校生や大人のボランティアや父母が
たくさん集まって、何かを制作し、しゃべったり歌ったり踊ったり。
作る物は毎年違っていて、今年は「五寸釘ナイフ」。
ボランティアと一緒に、五寸釘を1人一本ずつ子ども達が七輪で焼き、
ハンマーで叩いて、また焼いてまた叩いてを何度も繰り返して、
砥石でといで各自のナイフの出来上がり。
もちろん今どき、夏休み中に学校を借りて、火を使って、
小中学生に刃物を作らせて所持させる。その刃物を使って、
数の子ども達が豚肉の塊や野菜を切り、皆で鉄板で焼いて食べるという、
こんな企画を現実のものとした実行委員の皆さんは大変だったと思う。
私でさえ、煤けた子ども達が、屋外で皆で生肉を素手でにちゃにちゃとつかんで、
微妙な切れ味の尖った刃物をぎこちなく使っている様子には驚いた。面白い。
企画や準備は何も手伝えないけれど、期間中は今日と明日は私も手伝う。面白いから。