友チョコって怖い

息子(小6)がチョコを貰った話は職場で面白くしゃべっていたんだが、
近年急速に普及してきた「友チョコ」についても
小5女子の母でもある同僚と語った。
うちの娘(高1)は今は、変人さん歓迎な雰囲気のところで
気ままに楽しく過ごしているが、昨年までは地元の中学で、
他人から変な人と思われないために神経をすり減らすような努力をしていたので、
友チョコもやっていたね。
女の子同士でチョコを持ち寄って交換するんだけれども、
女子同士の友達グループのイザコザだの、グループ外の友達とのつながりだの、
小学校高学年や中学生の女子が学校で毎日生き延びるための最も悩ましい問題を
可視化するような、非常にストレスの高い行事にも簡単になり得る。
誰は誰にまであげようとしているから自分もそうしようか、とか
特に仲の良い友達とそれ以外の人にはチョコに差をつけるべきか、
もう真面目にやっちゃうと当日までの読みの段階でへとへとだと思う。
「学級内での班は好きな人同士で」「遠足のバスの座席を相談して決める」
みたいな、自分が誰と友達で誰と友達でないのかそれに納得しているのか
そういうのが問われる場面がつらい思春期女子には、もう過酷なイベントだと思われる。