元旦に自分以外の人がとても偉く見える

あれほど楽しみにしていた紅白歌合戦の途中で寝てしまったお姑様に、
録画しておいたのを元旦の朝に見せたら「あら!森君だわ!」と大喜び。
画面の森進一と一緒に歌い拍手するお姑様。
昨夜から泊まっていても、やはり孫のことはもう分かったり分からなかったり。
ところで一緒に録画を見ていたら、一青ヨウのハナミズキってこんな歌だったんだ、と
今までなんとなく避けていた私は今更気付いて、ちょっと泣いた。
この歌詞に最近ちょっと思い至るところがあって、うう、神様今までひねくれた子で
ごめんなさい。素直にこのうたで泣く中年として生きていきますと思った。


そして、午後からお姑様も連れて家族で夫方の親族大集合に参加。
今年は夫の甥の家で0歳から88歳まで15人が集合。
甥はマッチョだ。亀田兄弟似だ。そしてうちの家族にとても優しい。
甥の嫁も20代なのに赤子が2人いるのに、きっちりキレイな家で
しっかり手料理を準備して笑顔でもてなしてくれる。
私なんてさあ、手土産に菓子とか持っていっただけで、
料理なんて今回何も持参しなかったのよ。
なんかお姑様連れて挨拶して少ししておいとまするくらいに勘違いしちゃってて。
20代の姪や甥達やその嫁達、その母達が次々集合して、
持参の材料で手早く団体向けの量の手料理を
ちゃっちゃと完成させてふるまったり、
重箱に今風のおしゃれおせちを作って詰めてきたりとか、
ちゃんと皆のために濡れティッシュとかも持ってきたりとか。
偉い。みんな偉い。元ヤンキーだろうと何だろうと人として偉い。
自分ときたら、そんな働きが無能なばかりか、
自分の子達にもそういうちゃっちゃと実用的に立ち働くことを全然教育できていないし。
でもそんなうちの家族にみんな優しくしてくれる。

本当に皆様、良い年でありますように。