昭和遺跡喫茶

父親の入院中の病院のそばの喫茶店でランチをやっているようなので
初めて入ってみた。
うむむ。平成20年にもなってこんな喫茶店に入る経験ができるとは。
店内はカウンター席の端の方は、なんかビニール袋に入った荷物とかが
ゴチャゴチャと積まれている。
数名いた客達は何故か皆個々にダルそうに喫煙中。
おじさんが1人で働いていて、手が空いているときは
そのおじさんも客席で喫煙。
テーブル席の椅子は全て色あせて破れをテープで補修してある
ビニール張りのソファ。
ランチは焦げ臭いソースのかかった美味しくないハンバーグと冷凍野菜。
客席横には隣家の壁に沿った出窓が続き、そこにはすっかり変色した造花が
ほこりを被ってたくさん並んでいる。
店内のラジカセからはエンドレスでユーミンが聴こえ続ける。
ちょっとなつかしいような感じがした。
昭和のだめな感じの店が更にそのまま20年経過したような。