無事終了

息子(中1)は登校準備をしてギリギリの時間に
「そういえば今日はホワイトデーだった」とか言いはじめて
お菓子の缶の中をごそごそ探しすっかり劣化して変形した
ミルキーを数粒みつけ「これじゃだめだ」とか言う。
あなたホワイトデーって何か関係しているの?バレンタインにチョコを
もらわなかった人は何もしなくて良い日なのよ、と母はいらぬ解説をすると
息子はおもむろに「義理で1個もらったんだよ」とむっとして反論。
そんなことお母さんに言ってなかったじゃないの。
たとえ本当の本当に義理の返しであっても劣化変形したアメは確かにいかん。
しかし息子よ、お母さんに言ってみただけのことはあるよ、
お母さんはバザーで買った手作りクッキーの小パックを隠し持っていたんだよ。
義理で買って忘れていただけなんだけれど、まだ新しいし、ぴったり。
息子上機嫌で学校に向かう。剣道部員みんなにくれたらしい。
親切な娘さんなんだろうか。よくわからんがもらえてて良かったねえ。


「留年しても優しくしてね」と言って登校した娘(高2)は
やっと進級できることが決まった。ううう、ほっとしました。
しかしクラスには進級できない子が数名あり、ぎりぎり進級も多く
「早いうちから好きなことがたくさんできて良いわね〜」とよく言われるが
美術系の高校生が描き続けるしんどさは当事者以外には分からない。
お母さんにも正直あまりよく分からない。
ぎりぎり進級できた子もできなかった子も、元気でやっていけますように。