笑われてもいいや

アルバイト先の高校の図書室の司書の仕事振りが素晴らしいと思う。
カウンターのそばとか、ちょっとしたスペースに
その時々に開催中の楽しそうな展覧会のチラシとセットで
関連本を良い感じに置いてミニ企画コーナーのように作っていて、
今だったら弥生美術館の企画展のチラシと並べて中原淳一とかの
乙女のロマンな画集を並べるとかね。
思わず、おおおと声に出して手にとってしまうね。
しかし、司書のこんなに麗しく作ったばかりのコーナーから
生徒を差し置いて私が先に借りていってしまうのも少々はばかられる。
しばし立ち読み状態で眺めてもとの場所に戻して、
棚を巡って選ぶ。なんか借りる時に寡黙な司書の先生に
かすかに笑われているような気もするときがあるがいいや。

レクイエム ヴェトナム・カンボジア・ラオスの戦場に散った報道カメラマン遺作集

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金子光晴詩集 (1975年) (現代詩文庫〈1008〉)

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英国美術の現在史―ターナー賞の歩み

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Fantastic Dozen 11 解剖の美学 (ファンタスティック12)

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