モテ男子の実力を見た

まあなんだかんだの成り行きで、私と一回りほど年下の友達3名とで
横浜方面でランチ会のような企画があって行ってきたんだけれど、
その3人の若い友達のうち2人は女子だが、もう1人がモテ男子だ。
別に彼が実際モテている現場を見たとかそういうことでは全くないんだけど。

なんかさ。これどういう状況って。
未婚さわやか美青年と、その同年代の女子2名に加えてもう1人おばちゃん。
あななたち、せっかくの休日に、しかもこのくそ暑いのに
なんかごめんなさいね私が存在していて申し訳ないっつうかんじ。
でね、結論から言うと、も〜のすごく楽しかった。もう、超絶楽しすぎ。

モテ男子の実力を見たというのは、その「デート力」の尋常ならざる高さだよ。
デートカってカタカナで書こうとしたんじゃないの、デートをする力量だよ。
デートの達人っていうのか。有能なツアコンとも近いんだけど。

・居住地でもないのに交通事情っていうか、道とか駅とか方角とかばっちり即答できる。
・急に中華街に移動したいと言われても
「中華街に移動するんだったら、ここから少し歩きますけど船に乗ってみます?」
 とか。デートコースみたいな展開をすぐ思いつく。
・で、船に乗りに行った赤レンガ倉庫で、なんかアイスフェアとかやってたら
  「あ、これフワフワして美味しいんですよ」って。何なんでも知ってますか。
・店とかいっぱい知ってて、その位置関係をしっかり覚えている。
・次どうしようかっていう場面になると
 「こういうのやああいうのの中で、どれが良いですかね〜」と3人にきく。
  ここがえらい。扱いが平等だ。
・やたら何でも知っているので選択肢を多く出してくれる。
・相手が選んだ事を「それ良いですねえ〜」と笑顔でうけてくれる。
 そしてささっと「じゃ、この道を左に」とか行動に移る。
・だから何だか彼に案内してもらっていても、自分で選択している感がある。
・じゃ、僕が知ってる店でも良いですか?って入った店が古くて素朴。
 まわりにいくらでもチャラチャラした店があるようなのに。
 しかし彼が行くとちっともダサくなくて、育ちが良いって素敵って雰囲気。
・女子達の会話に自然に楽しく参加する。そして楽しそうに聞く。ほどよくしゃべる。
 

それなのに、どう見ても破格のモテ男子なのに、難儀な恋愛で苦労しているらしい。
世の中ははかり知れない。