カピパラ

家族そろって私の実家に行った。
実家で食事をしたり父の墓参りをしたり。
そしてゲーセンにカピパラの捕獲をしに行く。
娘は最近「カピパラさんのぬいぐるみが欲しい。ゲームセンターにあるはず」と言う。
いかにもUFOキャッチャーのガラスケースの中にはありそうな予感はする。
しかし、うちの家族はゲーセンの事情には疎い。
あれは多少なりともそういうゲーム機操作の心得のある人が同行しないと
金銭を使ったところで賞品は入手できないのではないか。
つまりあれだ。正月の帰省の機会に実弟に同行してもらうという作戦だ。



ショッピングモールの中のゲーセンに行ってわかったこと。


実弟もUFOキャッチャー経験は乏しい。100円くらいのアイスクリームとかが
賞品になっている機械を見て「なぜそれは普通に買おうとしない?」と
私同様に疑問を持つ。


・実母はこういう場所は初めてで、賞品が取れそうで取れず見ていてどきどき感が
あったらしい。


・いかにもUFOキャッチャー慣れしていそうな、賞品をたくさん持っている客の
行動を観察したところ、全然誰も欲しがらないようなキャラクターのクッション
とかでもどういうわけか熱心に捕獲に励んでいた。


・「ああ、もうちょっとで取れそうな位置まで来たのに。」と思うと
「ではここで止めずにもう1度続けてやれば取れるんじゃね?」という
思考が自動的に発生する。これが続けて投入してしまう心理だった。

・店員さんに「本来よりも奥に賞品がずれて置かれていて不利」というと
ガラスを開けてそれなりの位置までに置きなおしてくれる。


そしてついに、娘の念願の大きめのカピパラさんを獲得。
使った金額は思い出さないことにする。


その後、小さいのはわりとあっさり獲得。