剣道のこと

可愛い息子のためだ。自分のブログを触っている場合でなく
道教室のおたよりの作成などをしていた。
しかしねえ、息子が珍しくやる気を出してがんばっているし、
ビジュアル的にも趣き深いもので、良いんだけれど。
あれってやっぱり特殊な世界だよね。
いや、特殊な世界がいろいろ存在するのは良いんですがね。
大概の事象は深めていけば特殊な世界になって当然だし。


・関係者に警察OBとかが多い。オリャオリャした声を出す事に躊躇がない。
プロのオリャ声。
・礼節を重んじることと、ドオリャアとか叫ぶことの間に葛藤は絶無。
・明らかに外国人の子たちも参加しているのがわかっていても「立派な日本人として」
とか説教することをためらわない。
・「スポーツ」と書いたら「剣道はスポーツではなく武道である」と注意された。
・大会で君が代を斉唱の後、地味な小石が100個くらい癒着してできたような微妙な形の
漬物石大のものを「本物のさざれ石」と恭しく紹介された。
・わりと年をとっても長く続けられるマイナーなスポーツという自己認識に留まらず、剣道が学校教育に広く導入される事で、日本の健全な青少年教育につながると信じられている。


ええと、まあいろいろ違和感があるにしても
声を出して素早く反応して動く訓練とかはしておいたほうが良いでしょうし
他人様なのにこれだけ熱心に指導していただけて
礼節をもって感謝しなくてはいけない。息子、また勝てるといいね。