汚水ます問題を解決し家族の危機を救う<前半>

ここしばらくの我が家の最大の問題は
トイレの排水つまりである。
もう本当にすぐに詰まる。そのつど対応するがまたすぐ詰まる。
自宅で排泄欲求を感じるたびに、トイレのつまりを心配せざるを得ないという
精神衛生上もゆゆしい問題になっている。


トイレの老朽化なども原因と思われ
そのリフォームを業者に頼み排水管問題もあわせて相談することになった。
トイレをきれいに使いやすくリフォームするためではあるが
第一の目的はこの詰まりの解消であることは当然である。
夫が業者を調べて見積もりの予約をした。


ところがである。
夫は「リフォームなんて言われたから業者を当たったけれど
詰まりの解消が最優先なんていう話は聞いていない。
詰まりの解消とリフォームは別の話だ。」と言い始めた。
家族愕然。
「すっかりキレイになりました。でも流れません」で
良いわけがなかろう。
もう自宅トイレに見切りをつけて、わざわざ排便目的で自転車で公共施設の
トイレまで行っている息子も呆然。
しかし夫は「詰まりが問題なのにリフォームなんて言うほうが悪い」と逆切れ。


もうこの人と一緒に生活することは無理だろ。
トイレの詰まり問題で20年間の結婚生活が終わるのか。
もう、問題を自分で解決せずにこんな人にまかせていた自分が悪かった。
自分で検索しなおして水道管工事の業者に自分で詰まりのことをよく相談して
それからリフォームのこともその業者に相談しようと決意。
または、詰まったトイレと夫を置いて、子ども達と部屋借りて移るか。


しかし夫もこの不穏な状況に気付いた。
そもそも夫は、流れるときだってあるのだから
頻回にトイレが詰まる事は大した問題ではないという特異な解釈だったが。

そして夫はリフォーム業者から聞いた「汚水ます」という単語を言う。
そこが詰まりの原因になっている場合が多いと。