良いお嫁さん

娘が大学で知り合った友達の大半が親元を離れた生活をしている。
アパートに泊めてもらったりするうちに
思うところがあったらしく、娘も最近急に自分で料理をするようになった。
まだ簡単なもの限定だけれども。

先週はオムライスを多めに作っていって、大学で友達と分けて食べたという。
一緒に味見をしたおじいさん先生に「キミは良いお嫁さんになれる」と
ほめられたそうだ。
なんかこの「良いお嫁さんになれる」って
人づてに聞くにしても、ものすごく久しぶりに聞く言葉だ。
そりゃねえ、一緒に暮らす人が料理が上手だと確かにうれしい。

ただし、うちの娘は、寝床の周辺に
画材と服と菓子の食べかけの袋と化粧品とぐちゃぐちゃに重ねてる人です。
それを知られたら、調理がそこそこできても「良いお嫁さんになれる」から
やはり除外されるにちがいない。
また男性だったら、部屋がそんな状態でも、調理上手だったら
「良いダンナさまになれる」とかありでしょうか。
そんなことを考えている暇に、片付けをなんとかさせなきゃなんだけど。