息子が人気らしい(一部で)

息子の高校のクラスのお母さんたちと先生とで忘年会。
私も参加していろいろ話をきいてきた。
内部進学の子のお母さんが大半で、仲良し集団に私がちょっと混ざる感じ。


びっくりしたのは、クラスの子の多くは、家庭で同級生のこととか
結構親にしゃべっているんだね。うちは親にほとんど言わないけれど。
お母さんたちが「息子くんて、おもしろいよね。あんなことや、こんなことや。
次は何をするのかが楽しみ」とか私に声をかけてくれる。


先生が解説してくれて驚いたのは
「クラスの中に、息子とそれに注目して集まる『知的な階層』ができている」


「高校入学してすぐに、学校行事のクラスの出し物(ステージで数分間ダンスなどする)を決める話し合いのときに、息子は『ベジャールボレロ』をやりたいと主張して、クラシックバレエを本格的にやっている生徒を中心に一部分実行された。ベジャールを知っている生徒が他にほとんどいなかったのに、このとき動画を見て多くが興味を持った。」


「文化祭のクラスの出し物を決めるときは息子は『巨大爪切りを作る』という案を出した。教室の端から端まであるような巨大な爪切りを作って、大型家電や丸太などをバキバキと切るという案。賛成少数すぎて即却下されたが、職員室内部ではウケた」


「やはり、息子が文化祭で発表したオリジナル短編映画が、息子ワールドだった。ごく一部には感動を呼んだ。」

こんな話を、みなさんが失笑とかではなく、暖かく好意的に語ってくれていて、
なんかこんなにクラスの人たちに愛されていて、息子が自分に合った高校に行けてよかったなと思った。
中学生のときもオモシロイ子だったの?と聞かれて
普段は特に目立たなかったはずと答えると
「ああ、息子くんの面白さは、子どもにはまだちょっとわからないだろうから
それは仕方がないね」と言われた。
受け入れてもらえるってありがたいね。