調子悪いときに

なんというか、人事異動からすでに2ヶ月たったというのに
新しい仕事が全然覚えきれずこなしきれず。
前任者ができていたことが何故そんなに私にできないのか。
私もこの年齢まで曲がりなりにも労働者として生活してきて
今さらここまでダメってことは一体どういうことなんだか。
誰がやっても無理っていう仕事では決してないだけに
もうちょっと頑張って慣れれば自分でどうにかできるんだか、
それともすでにこの消耗状態では適性無しで無理なのか自分でわからない。


それはそれとして、まあちょっと休日に新刊本でも読もうかと買った。
マイケル・サンデル 大震災特別講義 私たちはどう生きるのか
なんだかなあ。「ハズレ」だった。
心身の状態が不調のときにハズレだと、なんかまた体調がぐだぐだ。


震災のあとに略奪などがない日本の秩序だった素晴らしさのこととか、
自己犠牲的に勇敢に活躍してくれた消防の方々の意思とか論じられていて
それは確かに大切なことなんだけれども。
それよりも原発事故後に詳しいデータの公表もなく「風評被害」とか言っちゃってる
落ち着きすぎというか無防備推奨みたいなこの状況とか、
それでも原発は維持すべしっていう主張が何故今だに世間一般に多いのかとか
それが今は問題なんではないかと思うんだけれど。


それから、夫が借りてきたDVDを鑑賞

惑星ソラリス [DVD]

惑星ソラリス [DVD]

タルコフスキー監督のほうは私は未見。これはハリウッドリメイク版。
今日は心身が弱っていて。外は雨。そしてこの映画と、もうぐだぐだ加速要因そろった。
もう無理に元気だそうとか思わずに
これは自分の記憶なのか自分はそれをどうしたいのか
私は私ではなくて私の記憶なのかソラリス見ながら
煎餅かじって横になってすごす日曜日。