美術

ロッキングマンモス

東京都現代美術館の「サヴァイバル・アクション」という 新収蔵作品を中心にした展示を常設展示室でやっているのを 会期終了近くでやっと行けた。 ヤノベケンジのロッキングマンモスを見た。 スクラップの金属の象くらいの大きさのマンモス。 ヤノベケンジが…

菌類のふしぎ展

漫画「もやしもん」と国立科学博物館のコラボ企画。 科学っぽくもあり、美術っぽくもあり。 会期終了直前のためか混雑。入場40分待ち。 じっくり見るには人が混みすぎだった。 もやしもんは人気高いな。 昨年のワタリウム美術館での南方熊楠展からキノコの…

島袋道浩展:美術の星の人へ

ワタリウム美術館で見てきた。私この人の作品は初めて見たけれど 好きだな。すごく好きだ。 娘が先月行ってきて、それ以来「お母さん。シマブクはね、良いよ。」 と度々言っていたので。そうじゃなかったら、このチラシの作品写真みただけじゃ こんなに良い…

ワイエス

渋谷の文化村ミュージアムに夫婦で アンドリュー・ワイエス展を観にいってきた。ワイエスは20年くらい前に世田谷美術館でも見たんだ。 私と夫と2人でどこかに出かけるのはそれが初めてだったと思う。 いわゆる、初デートってやつだね。 私はそれまでワイエ…

学生のと先生のと

地元の美術館で毎年恒例でやっている「全国学生版画展」を見た。 自分の面白日記みたいなのを木版画でぼりぼりと彫って壁新聞作品にしたのとかもあって、 なんか今年は楽しげな感じの作品がわりと多かったんじゃないか。それから銀座まで出かけて、娘の高校…

三渓園の続きと時間の破片

で、娘と行った秋晴れの三渓園は快適だったってだけの話なんですがね。 まあ写真も撮ったので続ける。 三渓園といえば広い敷地に歴史ある建造物と手入れの行き届いた樹木と四季の花々、 そして風光明媚な池なわけで、その池にはやはり鯉がいる。 池のふちで…

横浜トリエンナーレの一部

横浜トリエンナーレのメイン会場にもまだ行っていないが 三渓園と日本郵船海岸通倉庫に行ってきたよ。 娘は来週、授業としてクラス皆でメイン会場は見に行くとういので 今日は私と娘でこれだけ行っておこうってことで。 逆の順番に回ればトリエンナーレのチ…

地獄のような天国

娘が所持していたティントレットの画集とか、 地元の美術館でギュスターブ・ドレの版画を見て思った。 たとえばティントレットのこれだ。 人物の周りにもくもくした雲のように密集する大勢の天使達。 天国というところが存在するとして、 その天国がこのよう…

ミレイ展

映画を見たあとはその向いの文化村ミュージアムでやっていたミレイ展に寄った。 私はこの「オフィーリア」を細部まで至近距離から見たいと思っていたので この衣服の装飾とか、周りの植物とかがじっくり見れてうれしい。 しかしその後に続くたくさんの美しい…

画集充実

あこがれの無職生活を中断してのアルバイトは 一応学校が夏休みに入るまでの間だけの期間限定って契約。 保健室に生徒が途切れた合間にこそこそと図書室に行くのが楽しみ。 こぢんまりした図書室なんだけれど 画集や写真集はさすがの充実っぷり。 そしてこの…

醤油画資料館

四谷シモン人形館淡翁荘をたっぷり鑑賞したあとは 同じく鎌田醤油の敷地内にある「小沢剛 讃岐醤油画資料館」。 これもある意味すごい。 どっしりした歴史ある建物の中にこともなげに 「醤油画の歴史」の解説と醤油で書かれた作品の数々。 弘法大師に由来し…

シモン人形の写真

本当に写真も撮って良いし、静かだし。 押入れに秘匿された美少女。倒れた少女 鳥の羽の天使

更に淡翁荘

四谷シモンさん、ここは素敵なおうちですね。 天使のそばでこんなに静かに美味しいコーヒーが飲める。

四谷シモン人形館:続き

びっくりしたのは、注文するとこのテーブルに 受付のお姉さんがとてもエスプレッソコーヒーを運んできてくれる。 友人と美味しくいただきました。なんて贅沢なコーヒーだ。

四谷シモン人形館淡翁荘

これに地図も載っているしばっちりと自信満々で高松駅から坂出駅まで来た。 駅から歩いてすぐのところにあるはず。 しかし、駅前の案内板などには載っていない。途中のアーケード商店街は なんかやたらシャッターが閉まっている率が高い。 いやしかし絶対こ…

またね直島

こんなに良いところ。直島には絶対また来たい。 できれば年2回くらい行きたい。そして5泊くらいしたい。 と、無理難題を夢想してしまうくらいまた行きたい。 今回一緒に行った友人とまた何年後にでもここで会いたい。 フェリー乗り場には草間弥生 赤かぼち…

家プロジェクト

直島のベネッセホテルとは少し離れたところで 家プロジェクトというのがある。 地区のあちこち6件の「作品の家」を見て歩く。 (あと1件は完全限定予約制) この地域は家プロジェクトの一環で全体に焼き杉板の黒塀が多くてかっこいい。 築200年とかのし…

100生きて死ね

自分が見慣れた海が東京湾のせいか 直島の海辺は砂がとてもきれいと思う。 直島は地中美術館のほかにもうひとつ美術館がある。 ベネッセミュージアム。ここも安藤忠雄作コンクリート打ちっぱなしで、 またその展示室と作品との相乗効果で静かに震えるほどの…

地中美術館

草間弥生さんの黄色かぼちゃの後ろに少し見えている建物が地中美術館。 これはすごい。安藤忠雄作の美術館自体がすごい。 建物がほぼ地中にありながら作品を自然光で見せる。 今さらモネの睡蓮の画を見て、これほどまでに驚くと思わなかったよ。 部屋にさす…

海辺の野外作品

雨があがったよ。空と海と作品がキラキラしてるよ。

とてつもなく大満足の直島旅行(その1)

瀬戸内海の香川県の直島。 友人とともに飛行機に乗りフェリーに乗り とてつもなく大満足の旅行でございました。 直島というのはベネッセが現代アートの美術館とホテルを作り 現代美術のとても面白いプロジェクトがあり 静かで美しくて親切で、本当に良い所で…

六本木に縦切りの牛を見に行く

娘(高3)と六本木ヒルズの森美術館でやっている 「ターナー賞の歩み展」に行った。 ターナー賞というのはイギリスで毎年盛り上がっている現代美術の賞ですって。 大砲みたいにでかい獣足の測量機の金属彫刻とか、 団体に記念撮影風に静止してもらっている6…

南洋って良いね

国際版画美術館 企画展 熱帯・楽園・浪漫 美術家たちの「南洋群島」展 昼近くまで寝ていたら夫にピアノで起こされ 申し訳程度に着替えて他の事は何もしないままで一緒に 花見客がいなくなってちょっと新緑ののほほんとした公園を通って 近所の美術館に。 そ…

先生の個展

娘(高2)と一緒に担任の先生の個展を見に銀座の画廊に行った。 この画廊の入っているのが驚くほど古色蒼然としたビル。 古〜い感じのコンクリート壁で窓の外の狭いベランダに小さい木が 青々と伸びているのが映画の風景のような。 小さい部屋が各階にたくさ…

草間彌生ドキュメンタリー

I LIKE MYSELF―わたし大好き (Infas books)作者: 草間彌生出版社/メーカー: INFASパブリケーションズ発売日: 2007/12/01メディア: 大型本購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (22件) を見る草間弥生のドキュメンタリー映画が渋谷でやっている事を…

バイロス

人様からバイロスの画集をお借りした。 この写真にある本とは別のやつで、ロココ調の優美な線画で 美しい貴婦人方が朗らかに淫猥なお遊びを楽しんでいるエロス画集。めずらしく職場の皆さんとの飲食会があり 都合上そこにこの画集も他の荷物と一緒に持参して…

ミナカタクマグス

表参道方面のワタリウム美術館に「クマグスの森」展を見に行った。 南方熊楠は粘菌の研究などをしたアウトサイダーな学者で 変で天才で先駆的で面白い人だという噂くらいしか知らなかったのでこの機会に。 近場でさっくり見れて私のような熊楠初心者にはとて…

土方巽の美しさ

写真家・細江英公の世界―球体写真二元論作者: 細江英公出版社/メーカー: 青幻舎発売日: 2006/12メディア: ペーパーバック クリック: 39回この商品を含むブログ (14件) を見る買おうかどうかしばらく前から迷っていたけれど 買っちゃったよ。 80年代の初め…

六本木クロッシング

六本木ヒルズの森美術館に娘(高2)が行くというので一緒に行った。 2年前にはマジで当時中学生の娘がはぐれてまさに 「ヒルズで遭難」状態になって往生したものだが、大人になったよ。 もうちゃんと森美術館はたどり着けるよ。 若い作家の非常に精緻な版画…

幻想美術館

澁澤龍彦 幻想美術館作者: 巖谷國士出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/04/01メディア: 大型本 クリック: 23回この商品を含むブログ (39件) を見る注文していた本が届いた。 先日思い立ってこの展覧会を横須賀美術館に見に行き、 そのときは会場ではこの図…