アンチクライスト

「新ゆり映画祭」というのがあって、うちから会場がわりと近いんだけれど 今まで行く機会がなかった。 少し気になっていた「アンチクライスト」の上映があるので行ってきた。 「アンチクライスト」といえば以前にチラシを見かけたときに なんかこれはメンタ…

維新派「風景画〜東京・池袋」

今年もフェスティバルTOKYOに維新派が参加。 私は維新派を見るのはこれで3回目。 今回は野外劇ではあるが、池袋の西部デパートの屋上のようなところ。 そして維新派なのに大きな丸太の舞台装置がない。 白塗りの出演者たちが掛け声のようなセリフを組み合わ…

アタナシウス・キルヒャー

版画美術館の「驚異の部屋へようこそ!展」で 地味にボランティアをしているのだが、この日は講演会の客として参加。 金沢工業大学の竺先生が「キルヒャーの世界」を語ってくれた。 今回の展示ではキルヒャーの版画のたくさん入った本など展示されている。 …

ドッグレッグスを見たよ

下北タウンホールでドッグレッグスの試合を見てきた。娘も一緒に。 なんと私のすぐそばの席に先日辞めたばかりの職場の人1名 (えぐいポスターの渡辺文樹の映画のファン)が来ていてびっくり。初観戦とのこと。 今回もまた充実の試合の数々。 全盲の巨漢レ…

「版画でつくる驚異の部屋へようこそ!展」

私の地元である町田市には版画美術館がある。 2年前にの「驚異の部屋展」をやったが、ここで再び それを更にスケールアップした展覧会をしている。 ダゴティの色鮮やかな解剖図が2年前のときよりも随分増えて迫力だし 写実的なのに非現実的な美しさの植物…

「家電のように解り合えない」を見たよ

退職したら、開催中のフェスティバル東京の関連の演劇を見に行こうと思っていた。 チェルフィッチュと森山開次が組むというこの公演。 娘はチェルフィッチュを何度か見て気に入っていて今回も見てきた。 「お母さん、やっぱり見に行きなよ。開次がウネウネ踊…

母親と2人で旅行は初めてだ

「仕事やめたら旅行に行こうか」と母親に聞いたら テレビで見たらしく「小布施に行きたい」とのこと。 ハワイとか沖縄とか京都とかそういうところでなくて なんかそんなもんで良いなら楽勝ってことで早期実現。 小布施は私は昨年に出張ついでに行っていたの…

順調に無為

3ヶ月くらい前までは平日は朝7時に家を出て 夜は11時頃に帰宅するという これ何ていうセブンイレブンかしらという勤労生活で、 夏の節電わっしょいな職場方針が出されてからは 家を出るのが朝6時前だったり、そうすると残業なしでも 12時間労働できて…

無職生活スタート

9月末で退職っていうことで、ちょうどその日が金曜日。 本当に辞めるのか自分でもうっかり忘れてしまうくらい 普通に働く日々でそこまですごした。 その朝も普通に出勤して普通にちょっと仕事して、 それから退職の手続きなどして 昼前に上司から退職の書類…

あと5日

今月末で退職をするので、あと5日間でなんとか引継ぎできるよう頑張る。 今の職場に変わってからちょうど3年になる。 なんかここ数年で私は転職ちょっと続いてるんじゃね。 しかしもう、本当にここでよく3年も続いたもんだよ私なのに。 職場のみなさんは…

息子が一人で夏休みを追加したこと

9月になり息子は高校の新学期が始まった。 そして土曜日、高校はいつもどおり休み。 息子はいつもどおり休日の朝寝坊というか 起きてきたときはすでに午後だった。 そして「夏休みに買った青春18切符がまだ残っているから もうすぐ有効期限が切れるその前…

ある血液型性格判断信者の沈黙のいきさつ

うちの夫ときたら、血液型の性格判断をマジで信じている。 誰はA型だからどうのとか、誰はどうだからきっとB型だとか 結婚前からことあるごとに日々うれしそうに何やら自信に満ちて語っていた。 「血液型で行動が決まるなら、あなたの友達で恐怖の汚部屋優…

寺家ふるさと村

夫と車でちょっと久しぶりに寺家ふるさと村。 青山亭でランチ。 静かで美しい田園風景でしかもわりとうちから近い。 体調だるくてもここなら療養的環境とういか、良いところ。 保存されている田んぼ。 休日は虫取りアミを持った親子連れが多い。 田んぼの向…

でかいきのこ

地元の公園の木々の間の落ち葉の上に点々と大きなきのこが生えていた。 コンビニで売ってるクリームパンくらい大きいのもあるし。 いつの間にか生えていつの間にか消えちゃうんだろうな。 きのこって不思議で楽しいな。 私は仕事を辞めるってちゃんと決めた…

読めるわけなかったぞ

ネットで地元の書店で某フェアをやっていることを知る。ココロ社さんの新刊発売フェア。 病気だからといって休日に家から一歩も出ない2日間というのもあれかなと 徒歩でその本屋をのぞきに行ってきた。がまんできない人のための 真の忍耐力養成ドリル作者: …

芹が谷公園噴水彫刻

飯田善國の金属彫刻(この噴水)はやはり夏が良いね。 この日はこの写真を撮った15分後くらいに 凄い勢いの土砂降り豪雨が来たよ。

自由にTシャツ

地元の商店街の小さなTシャツ屋さんでみつけたのが超気に入った。 そうだよ。こういうのが欲しかったんだよ。 マルクスおじさん。高度に発達した資本主義社会は科学技術の発展などにより 高い生産性を保ち、次の段階に移行してみんなが能力に応じて無理なく…

ついに退職届を出した

いやもうこの数ヶ月間続いたヘロヘロ状態。 被災地出張の期間だけは逆に健康的だったけれど 戻ってきたらやっぱり無理だわ、これ今の仕事が合わないんだわと もうこれ続けてたら病気が進むばかりだわと退職届けを出した。 休んだって、また復帰すること考え…

アトミックサイト展

体調不良につき週末引きこもり状態が続いていたが、 友達の個展に行くという娘に同行。 相変わらず銀座1丁目の奥野ビルは異次元素敵空間すぎる。 3月の地震でよく崩れなかった。コンクリートのビル壁から木が生えている。 エレベーターは4人で満員で、し…

被災地出張の続き

私が行ったところは、病院も薬局も営業再開しているところが増えて来て 各医療チームも徐々に縮小傾向で、私の仕事もわりとゆっくりペースだった。 ちょうど避難所に東京から楽団が慰問に来たので 昨日体調不良で血圧測定などしたおばあさんと 一緒にちょっ…

震災から4ヶ月

このところ体調不良が続いているのは変わらないんだけれど それでなんだかかつてないくらいにブログの更新も減ってるんだけど。服薬しつつ、無理にでも食べる方式で体はなんとかなっているので 予定通りに岩手県の津波の被災地に8日間ばかり出張に行ってき…

ラマくん

先日衝動買いした木彫刻の作者の坂田源平さんからハガキが届いた。 私がいろいろ各方面に出さなくてはいけないお礼状など遅々として 進んでいないのに、坂田さんといい世の中の人々はなんてちゃんと立派なんだ。 ではラマくんから元気な姿でご挨拶。 ラマく…

木彫刻を衝動買いした

出先から東京駅経由で帰るついでに 日本橋高島屋で開催中の「ジパング展」に行った。 会田誠、池田学、近藤聡乃などなど、人気の若手作家の代表的な作品が また見れるし、私が初めて見る派手楽しい陶器像の上田順平とか これは楽しい展覧会。満足して帰ると…

30年ぶりの同窓会

高校のときのクラスの同窓会があった。 20代の前半のころに1回くらいやったと思うが。 卒業して30年たったら、当時の先生の年齢よりも 自分たちは年上になっていた。 先生は当時よりもなんだか堂々とした感じで元気だった。 いろいろな研究会に行ったり…

調子悪いときに

なんというか、人事異動からすでに2ヶ月たったというのに 新しい仕事が全然覚えきれずこなしきれず。 前任者ができていたことが何故そんなに私にできないのか。 私もこの年齢まで曲がりなりにも労働者として生活してきて 今さらここまでダメってことは一体…

3331

娘の通う大学の卒展で、夫は1人の学生の油絵を超気に入って その人が卒業して個展をやるので見に行くという。 会場のアーツ千代田3331は、私も行ってみたいと思っていたので便乗。元校舎がギャラリーで、大きな木があって、オープンカフェがあって これ…

これが講評ってやつか

実弟が通っている写真学校の作品展があったので先日見て来た。 写真の先生が順繰りに出展作品を講評しているところだった。 写真の講評を聞くのって私は初めてだった。 私はこの数年間で何冊か写真集を買ったり、写真展を見たりはしたけれど 「おお、これは…

益子陶器市に行ったよ

ゴールデンウィーク渋滞に負けずに家族で今年も 栃木県益子町の陶器市に行ってきた。 陶器の街の益子も震災で、登り窯の大半は倒壊したとのこと。 住宅の多くも瓦屋根などが今もブルーシートで応急処置中。 作品も多くが壊れてしまったというが 春の陶器市は…

まほろ駅前多田便利軒

原作では、町田とは言っていないけれど、もうそれはそれは 町田の各所が実に具体的に想起された「まほろ」。 そしてこれが映画化で素晴らしく明瞭に町田での撮影。 しばらく以前から町田駅周辺ではこの映画のポスターが 商店街の街路灯とかもうあちこちにい…

益子の春の陶器市に行くよ

栃木県の益子町は陶芸の街なんだけれど この震災で町に40基あった登り窯の9割が倒壊してしまい 大量の陶芸作品が損壊してしまったという。 しかし、春の陶器市は頑張って開催するという。 行こうではないか。 あの素晴らしい数寄もの漫画「へうげもの」関…